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朝日新聞でワクチンの安全性評価や副反応の報告制度の在り方について書かれた記事が掲載。

朝日新聞 で、 ワクチンの安全性評価 や、 副反応の報告制度の在り方 について書いた記事が掲載されていました。 2022年6月29日 コロナワクチン、安全性どう評価 接種と死亡の因果関係、日本で99%が「判断不能」   https://www.asahi.com/articles/DA3S15338338.html テレビに続いて新聞でも、ワクチンの後遺症ないし長引く副反応について触れることが少しずつタブーではなくなってきて、報道されるようになってきたのはよいことです。 数か月前までは、『個人の力で、一体どうしろっていうの・・・?』という怒りと落ち込みでメンタルは最悪でしたが、 ここにきて社会が動き出しているのを感じ、腕が元通りになるかどうかはともかく、救済はされるのではないかと、少し希望を持ち始めています。 (というか、腕はもう元には戻らないと諦めています)

SIRVAやワクチン後遺症を診てくれる病院が拡充・・・?

令和4年3月24日に、厚生労働省から都道府県に、ワクチン接種後の体調不良について、ワクチンと関係のある無しにかかわらず、広く受け入れるような相談体制・医療体制を整えるよう、通知が出ていたんだそうです。 資料 「遷延する症状を訴える方に対応する診療体制の構築について」 https://www.mhlw.go.jp/content/000918573.pdf   そのおかげでしょうか、「ワクチン後遺症 クリニック (地名)」などで検索すると、一時期とは比べ物にならないくらい、全国的にさまざまのクリニックがひっかかるようになりました。 SIRVAの疑いのある症状も、「ワクチンを打ってからこうなったんです」ということを怪訝な顔をせず受け止めてくれるお医者さんがこれから増えてくれることでしょう。 また自治体によってはホームページに、診てもらえる総合病院やクリニックの一覧を作って公表しているところもあるみたいですね。 といっても残念ながら、お決まりの「注射を打った病院で診てもらってください」「(例の埒の開かない)相談窓口の電話番号」というページのままの、体制の追いついていない自治体の方が圧倒的に多いようですが・・・。

ワクチン後遺症について、テレビでの報道が始まっているようです。

ワクチンの後遺症について、テレビで少しずつ放映されるようになってきているみたいです。 参考になると思ったので、下にYoutube動画へのリンクを貼っておきます。 当ブログを覗かれる方は『筋肉注射のせいでSIRVAになったのではないか?』と思っていらっしゃることが多いと思うのですが、色んな可能性を頭の中にいれておくのはいいことだと思います。 SIRVAであるにしろ、ワクチン後遺症であるにしろ、これらの動画を見ると、みなさんがほとんど同じ状況におかれていることがわかります。すなわち、 ・検査をしても異常が見つからない(私よりずっとひどい症状の人でさえ)。 ・治療法がない。 ・医者はワクチンと因果関係があるともないとも言わない。 ・なのに医者は国に報告してくれない。 ・救済制度は機能していない。 ・救済制度に必要な書類を集めるのも負担。 ・周りに言いたいけれど、反ワクチンのレッテルを貼られそうでこわい。 ・日常生活を奪われ、経済的負担も増えるばかりで、家族ぐるみでストレスを抱えていて、もう限界。 動画を見ることで同じ状況にいるのは自分だけではないのだなと安心しましたし、ワクチン後遺症の報告者は既に2万人、そして私のようにまだ救済制度に申請していない人もいますから(むしろ症状が長引いている人ほど申請を遅らせる心理にさせる制度です)、今後一体どれほどの規模に膨らむことでしょう。 また政治家もワクチン後遺症について発言するなど、少しずつ動き出しているようです。 いずれにせよ、 今日ほどジャーナリズムを心強く感じた日はありません 。 (日付が最近である順に並べてあります) 2022/06/10 ANNnewsCH ワクチン長引く副反応の実態「このまま死んでしまうのか・・・」体調不良に加え経済負担も(2022年6月9日) https://www.youtube.com/watch?v=j9ip-CvlXzw 2022/06/10 CBCニュース ワクチン後遺症に対する国の救済認定にある変化が! 救われる人は増えるのか?【大石が深掘り解説】 https://www.youtube.com/watch?v=M4DBjO-npnE 2022/04/12 サンテレビニュース 【特集】2つの後遺症 新型コロナとワクチン後遺症 ~ワクチン接種13分後から10カ月間症状が続く女性の訴え~ htt

神経伝導速度と針筋電図はどんな検査なのか、感想を書きます。

  注射を打って腕が動かなくなってから、検査をいくつか受けてきました。 血液検査やMRIはそこまで珍しい検査でもないと思いますが、 神経伝導速度 と 針筋電図 は私の周りでは受けたことのある人が一人もおらず、比較的珍しい経験であるようなので、せっかくだから感想を書いておこうと思います。 神経伝導速度検査 腕にサインペンで印を付け、電極をテープで貼り付けてもらったら、ベッドに寝て、電気が来るのを待ちます。 電気の強さは最初は極弱く、次第に大きくなっていきます。 電気といっても、コンセントで感電したときのピリっという感じでは全然なく、 整形のリハビリで受けることのあるいわゆる「電気治療」のポコっという感じ に似ていました。 電気は一瞬で通りすぎて、痛いという感じはそこまでですが、電気が強くなると、腕は勝手に10cmも20cmも跳ね上がりますし、 とにかくものすごくびっくりします 。 強めの電気が来るときは「強いの行くよ」と先生が声をかけてくださいましたが、それでも 心臓に悪い(比喩です)感じ は、正直ありました。 すごく息が上がり、変な汗もかいて、びっくりするのが苦手な私としては、 出来ればもう二度と受けたくない 検査でした。 針筋電図検査 針を刺す、ということで、注射をきっかけに症状が出た私にとっては、最初鬼門かと構えていましたが、幸い一箇所だけ、しかも一番痛みのすくない二の腕だけで済んだので、結果からいうと 「え?これだけ?」と非常に呆気なく終わった 検査でした。 私はベッドに寝ていて、針は 二の腕の内側 に刺されたようでした。 刺す瞬間は一瞬チクッとしましたが、その後のことはあまり印象に残っていませんから、大した痛みは特になかったんじゃないかと思います。 それよりも、始終 ザワザワという耳障りな電気の音 が検査の間中ずっとしていて、そっちの方が気になっていたかもしれません。 針は注射針よりも細いもので、先生も私が針を怖がっていることを理解してくださっていたので、「はい、今針を抜いたよ」と気を使って声をかけてくださったのが非常に安心でした。 ただ、針筋電図の痛みは 箇所によって異なる ようで、特に指先に行う場合は非常に痛いらしく、患者の負担は大きくなるようです。

注射を打ってから動かなくなった腕を、NCNP病院で診てもらってきました。

 以前、 『国立精神・神経医療研究センター病院(NCNP病院)のコロナ後遺症外来にて、ワクチン注射による副作用疑いの症状を診てもらえるらしい』という記事を書きました。 そして先日、実際にNCNP病院にて診療と種々の検査を受けてきましたので、ご報告します。 診療は脳神経内科の先生だったのですが、「ワクチンを打ってから腕が動かなくなりました」と言っても、先生は全く驚きませんでした。そして「そういう人は僕だけでもう200人くらい診たかな」と。 これまでどこの病院に行っても、「うーん?」と難しそうに首を傾げる先生か、「ありえないですね」の一言で片付ける先生しかいなかったことを考えると、やはり似たような症状の人はある程度ここに集まっているのだと思います。 そして先生いわく「ワクチンを打ってから腕が動かなくなる症状で”よくある”パターン」というのが二つあるそうです。 腕が脱力しているケース(私はこれでした) 四十肩や五十肩のように肩が固まってしまうケース 両者は区別して考えないといけない、とのことです。 検査は本当に最終段階という感じで、可能性のあるものは全て行いました。 つまり、肩・脳・首のMRI、CT、神経伝導速度検査、針筋電図などのうち、まだ受けていないもの全てです。 結論としては 身体のパーツは、神経も骨も筋肉も全て傷ついておらず無事である。 検査としては、現代医療の限界までやった。私もこれ以上無駄な検査をする意志はない。 次のステップとしては、特に「絶対これ」というのはなく、様子見でもいいし、精神科に行ってもいい、整形外科のリハビリを続けるのもいい(要するにどの科に行っても、有効と言える治療法はないということだと思います)。 治るかどうかはわからない。 だいたいこんなところです。 この珍しい症状を国内屈指レベルでたくさん診ている先生・病院という意味では、NCNP病院以上のところを探すのは難しいと思いますし、ここに行ったことで検査も一通り終わって、一段落ついた感じがあります。 他に細かい感想を思いついたままに書いておきます。 『ワクチン後遺症疑いの症例を集めて研究しよう』という感じではなかった 。てんかんとか、双極性障害とか一部の病気はそういう感じのようでしたが。 注射で左腕が動かなくなったと伝えても、 信じられない、というような態度は一切なかった のが嬉しかった。 た

ワクチンの後遺症疑いの症状を診てくれるかもしれない病院(東京都渋谷)

先日、 こんなクリニックを見つけました。 ヒラハタクリニック 新型コロナ後遺症を専門に診察する医師が、情報を公開していくサイト (同クリニックの医師が作成した情報サイト) 私はこちらの病院には行ったことはないので詳しくはわかりませんが、 『ワクチンを打ってから腕がおかしくなったけど、どこの病院に行ったらいいかわからない』という方の選択肢としていいのではないか と思ったので、書いておきます。 (私自身も、タイミングをみていつか一度行くかもしれません) こちらのクリニックは、 日本でいち早くコロナ後遺症外来を始めた 、として有名なようです。 サイトを見てみると、 ワクチン後遺症についても少しスペースが割かれています 。 院長のTwitterのプロフ画面 によると、「ワクチン長期副反応を200人以上診察。ME/CFSの診察もしています 」とのことです。 また Youtubeチャンネル では配信でワクチン後遺症についての質疑応答もされているようで、アーカイブも残っています。 私は動画には目を通せていませんが、もしかしたら動画の中にも有用な情報があるかもしれません。 最近個人的にようやく気付いたことなのですが、私たちのように注射を打ってから腕がおかしくなった症状というのは相当珍しいため、 普通のお医者さんに診せに行っても、お医者さんはお医者さんで何をどうしたらいいかわからず、すごく困らせてしまう ようなのです(もちろん困らせるつもりはないのですが)。 私たち一般人はつい、お医者さんというのはとても勉強熱心で、数多く患者を診ている中で奇天烈な症状をもつたった一人の患者のために、最先端の研究や論文をきっと読んで勉強してくれるに違いないと思い込んでしまいがちです。 しかしお医者さんにもそれぞれ得意分野や専門分野があり、職業柄多忙な上、 時間も有限なので、たった一人の意味不明な症状をうったえる人間のために、時間を割いてコロナやワクチンの副反応について入念に調べて欲しいというのは、こちらの期待しすぎというものです。 その点、こちらの先生はコロナやワクチンの後遺症についてとても関心がおありのようで、早い時期から熱心に勉強されているようですし、 コロナやワクチンについて常に最新の情報を集めてくださっている(かも)という点では、他の普通のお医者さんとはレベルが違うのではないでしょうか 。 一

片腕の力が弱くなった人に、おすすめの傘

  左腕に注射を打ったことをきっかけに左手の力が冗談みたいに弱くなってから、困っていたことの一つが「 傘 」でした。 これまで使ってきた傘の開閉が、うまく出来ないのです。 具体的には、開くときです。ワンタッチでぱしゃっと開くまではいいのですが、最後の一押しが難関で、弱々しい左手ではフラフラしてしまいとても支えていることができず、どうしても一人で傘を開けないのでした。 そんなわけで『片腕が弱くなってからずいぶん経つけど治る目途が立たないし、何か使いやすい傘があったら、買い替えるしかないな』と思って暮らしていたある日、広告に「 自動開閉式折りたたみ傘 」というのを発見。『これならもしかして…!』と期待に胸を膨らませ、お店に見に行ってみたのですが、 ・・・結論から言うと、ダメでした。 確かに便利だとは思います、手の力が十分にある人にとっては…。 実際に開閉を試してみると、ボタン一つでぱしゅっと開いて、ぱしゅっと閉じるまではいいのですが、 閉じた後に折りたたみの柄の部分をしまうとき、メキメキ言わせながら柄を縮めなければならず、そのときがとんでもなく固い ので、私の左腕ではとても使うことは不可能でした。 それで『もう自分では傘をまともに使うこともままならないのか…』と思っていたところ、なんと意外なところで、力が弱い自分でも使える傘を発見したのでした。 それは家にある傘の中でも最も古い傘の一つで、普段使うことがほとんどなく、偶然手に取ったことで発覚したのですが、なんとその傘は開くのにも閉じるのにもびっくりするほど 優しい力 しか必要としないのです。 他の傘と何が違うのかと比べてみてわかったことには、その傘はいわゆる ワンタッチとかジャンプ傘といわれるものではなかった のです(家にある傘はその一本を除いて全てワンタッチでした)。 このようにワンタッチとかジャンプ傘でないものを 「手開き」 というらしいです。初めて知りました。 要はワンタッチにしろ、自動開閉にしろ、バネの力を使ってバーンと開くようになっている傘は、そのメカニズム上、再びバネを抑えなければならず、そのときに一定の力を要するようです。 その点、 手開き式 は妙な小細工がなく、シンプルなだけに 力の弱い人でも十分使える ということのようです。 これまで傘といえばワンタッチしか知らなかったのですが(というか、あまり意識した