神経伝導速度と針筋電図はどんな検査なのか、感想を書きます。
注射を打って腕が動かなくなってから、検査をいくつか受けてきました。
血液検査やMRIはそこまで珍しい検査でもないと思いますが、 神経伝導速度と針筋電図は私の周りでは受けたことのある人が一人もおらず、比較的珍しい経験であるようなので、せっかくだから感想を書いておこうと思います。
神経伝導速度検査
腕にサインペンで印を付け、電極をテープで貼り付けてもらったら、ベッドに寝て、電気が来るのを待ちます。
電気の強さは最初は極弱く、次第に大きくなっていきます。
電気といっても、コンセントで感電したときのピリっという感じでは全然なく、整形のリハビリで受けることのあるいわゆる「電気治療」のポコっという感じに似ていました。
電気は一瞬で通りすぎて、痛いという感じはそこまでですが、電気が強くなると、腕は勝手に10cmも20cmも跳ね上がりますし、とにかくものすごくびっくりします。
強めの電気が来るときは「強いの行くよ」と先生が声をかけてくださいましたが、それでも心臓に悪い(比喩です)感じは、正直ありました。
すごく息が上がり、変な汗もかいて、びっくりするのが苦手な私としては、出来ればもう二度と受けたくない検査でした。
針筋電図検査
針を刺す、ということで、注射をきっかけに症状が出た私にとっては、最初鬼門かと構えていましたが、幸い一箇所だけ、しかも一番痛みのすくない二の腕だけで済んだので、結果からいうと「え?これだけ?」と非常に呆気なく終わった検査でした。
私はベッドに寝ていて、針は二の腕の内側に刺されたようでした。
刺す瞬間は一瞬チクッとしましたが、その後のことはあまり印象に残っていませんから、大した痛みは特になかったんじゃないかと思います。
それよりも、始終ザワザワという耳障りな電気の音が検査の間中ずっとしていて、そっちの方が気になっていたかもしれません。
針は注射針よりも細いもので、先生も私が針を怖がっていることを理解してくださっていたので、「はい、今針を抜いたよ」と気を使って声をかけてくださったのが非常に安心でした。
ただ、針筋電図の痛みは箇所によって異なるようで、特に指先に行う場合は非常に痛いらしく、患者の負担は大きくなるようです。
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