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SIRVAのリスク要因

  SIRVAになった人にはどんな人が多いのか 、興味深いことが書いてあったので、こちらの論文 Review Article Shoulder Injury Related to Vaccine Administration の3ページ目の 「Risk Factors」 の項目にある五つの段落をそれぞれご紹介しようと思います。 ちなみに上の論文はこれまであったSIRVAに関する調査や研究を調べてまとめているもので、書かれたのが2021年9月とごく最近のものであることから、管理人のおすすめで、自分でも何度も読み返しているものです(全文無料)。 (このブログ記事に拙訳を載せていますが、管理人は医療の専門家ではないので、その点はご容赦ください) 細身な人ほどなりやすい、というわけでもない 初期の研究では注射針が三角筋を貫通しそうなBMIの低い人ほどSIRVAになりやすいと考えられていましたが、 後の調査では「Atanasoff et al noted a mean BMI of 27.2, with 62% of patients overweight or obese, whereas Hesse et al reported a median BMI of 25.1.」 (アタナソフらは平均BMIは27.2で、うち62%の患者が太りすぎか肥満であると言及し、一方ヘッセらはBMIの中央値を25.1と報告している) ということで、単純にBMIが低い人、つまり細身の人ほどSIRVAになりやすいものでもないようです。 性別は女性が多い。年齢は高め。 複数の調査でSIRVAの患者は女性が8割を超えているようです。 また、「older age seems to be a risk factor for shoulder injury after vaccination.」(年齢が高いことがワクチン接種後の肩の損傷のリスク要因であるようだ)とも結論付けられています。 「Hesse et al reported a median age of 51 years in their review of 476 cases, with only one patient below the age of 18 years. Similarly, Atanasoff et al fou...

SIRVAという言葉の使い方の難しさ

  ブログを始めて気付いたのですが、「SIRVA(shoulder injury related to vaccine administration)」という言葉は非常に使い方が難しいです。 なぜなら言葉自体に「腕の症状」と「注射」の因果関係が含まれているからです。 もしお医者さんがその症状をSIRVAと認めると、注射との因果関係を当然に認めたことになってしまう。 お医者さんがこの言葉を使うのを避けるのも理解できます。 英語の医学論文などで調べものをしていても、「 SIRVA petitioner (SIRVAであると申し立てた人)」「 alleged SIRVA (SIRVAの疑い)」「 SIRVA-like injuries 」などの言葉をよく目にします。 またSIRVAというのが(少なくとも現時点では)厳密な医学用語ではないらしい、ということも頭にいれておく必要があるでしょう。 (以下、 Review Article Shoulder Injury Related to Vaccine Administration から引用) Shoulder injury related to vaccine administration (SIRVA) is defined by the National Vaccine Injury Compensation Program (VICP) as "shoulder pain with limited range of motion within 48 hours after vaccine receipt in individuals with no prior history of pain, inflammation, or dysfunction of the affected shoulder before vaccine administration."  Although SIRVA remains a medicolegal term rather than a true diagnosis , the incidence of this condition seems to be increasing. (引用終了) 上は1ページ目の下の方に、下は2ページ目左ブロック真ん中あたりに。太...

2012年にSIRVAを診ていた日本人医師を見つけました(北九州)

 2012年にこんな論文が日本人医師によって書かれていたのを見つけました。 Subacromial bursitis following human papilloma virus vaccine misinjection (リンク先は英語。概要部分のみ無料で、全文は有料。管理人は全文読んでいません) と思ったら、ご本人のブログに全文無料で日本語訳があるじゃないですか。 子宮頸がんワクチン (ヒト乳頭腫ウイルスワクチン) 誤注射後の肩峰下滑液包炎 Subacromial bursitis following human papilloma virus vaccine misinjection 子宮頸がんのワクチン(筋肉注射)を高い位置に受けたために肩峰下滑液包炎を起こした患者に手術を行ったそうです。 SIRVAとは明記されていませんが、いわゆるSIRVAの状況かと思われます。 このSoshi Uchida医師は現在も、福岡県北九州市の 産業医科大学若松病院 に勤務していらっしゃるようです。 管理人は九州まで行けませんが、お近くにお住まいでSIRVAらしい症状が出ている方は、行ってみてはいかがでしょうか。 また、もし実際に診てもらったという方がいらっしゃいましたら、 痛み止めの処方以外の治療方針を示してくれたか 信頼関係の築ける人柄だったか 注射との因果関係についてはどのような意見だったか などコメントで教えてくださるとうれしいです。

SIRVAに関する情報が集約している医学論文(英語)

とにかく日本はずっと筋肉注射が主流ではなかったせいで、SIRVAに関する情報が少なすぎます。患者にとっても、医者にとっても。 SIRVAについての情報は ほとんど英語でしか集まらない のが現状です。 ここ数週間、いくつかのSIRVAの英語論文を読んでみましたが、こちらのreview article( https://pcrmm.org.uk/.../Shoulder_Injury_Related_to... ) は複数の調査をまとめてくれているもので、情報が集約されていて非常によかったです。 文章も読みやすいうえに、書かれたのが2021年9月とごく最近のものであるのも重要なポイントです。 なにより全文無料なのがありがたい(ただし分量はやや多め)。 ただし、結論からいうと「まだよくわかっていないということがわかった」「大半が治らないらしい」という感じなので、その点は期待しすぎないほうがいいです。 病院や医者にかかるとき、これを印刷して持って行き、「これを読んだのですが、自分はSIRVAじゃないかと思う」と伝えるのに使うには、ちょうどいいかも。 (英語の苦手な医者だったら、雰囲気は悪くなるでしょうが) #SIRVA #SIRVAを診てくれる病院を探しています #Shoulder_Injury_Related_to_Vaccine_Administration #コロナワクチン #ワクチン副反応 #筋肉注射 #ファイザー   #モデルナ #注射から48時間以内に発症 #2週間経っても治らない #腕や肩が上がらない #腕や肩が動かない #腕や肩が痛い #腕や肩に力が入らない #腕や肩がしびれる #片腕が痩せていく #withSIRVAとか冗談