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ワクチン被害者が知っておきたい二重取りとは?

  先日ネットで色々調べていたら、面白い記事を見つけました。 「新型コロナワクチン、現状の日本の制度では訴訟が多発しかねない理由」 https://diamond.jp/articles/-/253780?page=4 内容を簡潔にまとめると 救済制度による 補償 と、訴訟による 損害賠償 の両方を得るのはある意味で「 二重取り 」といえる。 アメリカでは二重取りを禁止している。 日本では可能。 というお話でした。 本当なのかと思ってもっと調べてみたところ、こちらの厚生労働省の資料が引っかかりました。 「第37回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 資料3-3」 https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000588416.pdf 資料の10ページ目を見ると、 ○健康被害救済制度を経ずとも、提訴可能  ○救済の認否にかかわらず、提訴可能 (ただし、給付と損害賠償との調整規定あり) と書いてあります。 やっぱりある程度相殺されるということでしょうね・・・。 ・・・ですが、私はこのことに希望を持っています! なぜなら、救済制度の額に不満があるからです! 死亡したら、4000万円。 (この額が多いか少ないかは、死亡した方が高齢者か働き盛りか、養う家族がいるかどうかにもよるでしょう) 障害が固定したら、障害年金(一番低い三級で年額58万3,400円、かつ年金の支払い義務が免除)。 症状が固定しない場合は、3万円/月。 ・・・なんでしょう。この落差は! 多くのワクチン後遺症患者は、超ゆるやかに状態が良くなりつつあるか、悪くなりつつあるか、あるいは波を繰り返すかという感じでしょう(検査しても所見が見当たらず、自律神経が悪さをしていると考えられるため)。 その違いでたったの、月三万円ぽっち・・・。 この間に職を失った方、人生を狂わされた方も大勢いるでしょうに・・・。 ぜひとも訴訟を通じ、私たちが失ったものに対して、十分に償ってもらいたいものですね。 変に熱が入ってしましたが、まとめますと、ここでの大事な話は、 日本は救済制度と損害賠償の二者択一ではない。 よって、 救済制度に不満があっても、とりあえず申請してしまって構わない。 なぜなら 訴訟において、額が調整される仕組みになっている から。 ということでしょう。 もし

外国でワクチンの補償はどうなっているのか?

 ワクチンの後遺症に対する補償について、別の国ではどうなっているのか気になって、redditを覗いておりましたら、いくつかそういう話を見つけました。 まず、タイ。 https://eng.nhso.go.th/view/1/DescriptionNews/One-billion-baht-paid-to-COVID-19-vaccine-recipients-experiencing-side-effects-/409/EN-US そしてオーストラリア。 https://www1.racgp.org.au/newsgp/professional/covid-19-vaccine-claims-scheme-now-open https://youtu.be/pYFUHQJXjdo タイが世界に先駆けており、かつ広い症状を対象としている印象です。 もっとも、これ以外にも他にも補償の始まっている国があるかもしれません。 また、日本でも初めて救済制度のもとで死亡一時金が給付されたということがニュースになりました( https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220725/k10013735801000.html )。 世界中のとてつもなく多くの人がワクチンを打ったので、私たちと同じように後遺症や長引く副反応に苦しんでいる人は、世界中にいることはまず間違いないです。 世界的に救済に向けた動きが出てくるということは私たちにとっても追い風になりますので、諦めずにいたいところですね。 ちなみにですが、英語でワクチン後遺症のことを調べるときは、 vaccine injury vaccine sequelae vaccine adverse event などで検索すると引っかかります。 vaccine long haulerで検索すると、「コロナの長引く後遺症を持つ人がワクチンを打ったら、よくなった」系の話ばかりが引っかかり、ワクチンの長引く副反応の話はちっとも出て来ません。