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静脈に点滴の注射を打つとき橈骨神経を損傷した方の裁判事例の研究資料が落ちてました

今日は筋肉注射ではありませんが、 静脈に点滴の注射を打つときに橈骨神経を損傷した方の裁判事例(の研究資料) がネットに落ちていたのを見つけたので、リンクを貼っておきます。   静脈穿刺に関し手技上の過失が認められた1例 (メディカルオンライン医療裁判研究会) CRPSという言葉を初めて聞きましたが、注射で橈骨神経を損傷してこんな症状が出ることもあるのか・・・と少し唖然としました。 (ワクチン注射以降腕に症状が出ている人は、一応確かめた方がいいかもしれません。 こちらのサイトが注射との関連についても言及しているうえに、わかりやすいです→ 複合性局所疼痛症候群(CRPS)はどのように発症するか? ) さて、上記の判例がどこまで参考になるかは定かではありませんが、医療裁判ではこんなふうに議論するのかというのを知るためだけにも、一応。

腕のしびれについて解説したサイトを見つけました

  腕の神経やしびれについて書いてくださっているサイトを見つけたので、リンクを貼っておきます。 しびれの知識(医療関係者向け)/ 脳神経外科 山本クリニック 大阪市住吉区 しびれを起こす病気/脳神経外科 山本クリニック 大阪市住吉区 上のページは医療関係者向けだけあって専門用語が多いですが、逆に言えば、神経のお医者さんにどういうことがあるかを伝えておくべきなのかを知ることができます。 例えば、しびれは「ジンジン」なのか「チクチク」なのか、というのも脳神経内科医や脳神経外科医にとっては重要な情報であるようです。 また、左腕の位置の感覚がおかしいことも伝えておくべきことなのだと知りましたので、聞かれなくても自分から伝えておこうと思いました。 下のページでは手(腕)のしびれだけでもこんなにたくさんの病気があるのかと勉強になります。 これらが注射と関係しうるかまでは素人にはわかりませんが、読みやすい文章で書いてくださっているので、神経を診てもらう前の予習として目を通しておくのにいいのではないかと思います。

整形外科で言われる「痛いから動かない」とは?

  管理人がこれまで診てもらった複数の整形外科医が共通して使っていた表現があって、それは 「 痛いから動かない だけですね」 「 こんなに動かないということは、相当痛いはずですね ・・・」 ということでした。 ですがこの 「痛くて 動かない」という表現 は、それまでの人生で一度も耳にしたことがなく、どういう状態を意味しているのか当初は全くピンと来ませんでした。 (知り合いの医療関係者に話したら、逆に「痛いから動かないってどういうこと?」と聞き返されたことがあり、 この出来事だけで決めつけるつもりはありませんが、医療従事者の中でも一部の分野でしか使われない表現なのかどうか、少し興味のあるところではあります) で、数か月間整形外科に通ってようやくわかったことには「痛くて動かない」というのは、たとえば、 腕を背中側に回そうとしたときに、ある時点で「痛ッ・・・!」となって、それより先に腕を回すことが出来ない とか、そういう状態を指すらしいのです。 もしご自身の症状と違う場合はそのことを医師に伝えて別の可能性を探ってもらった方がいいかもしれませんね・・・。

注射中に電気が走ったらすぐに中止して抜いてもらう

  今日はこちらの論文→ Upper limb nerve injuries caused by intramuscular injection or routine venipuncture の冒頭に重要な一文があったので、それを書き出しておきます。 「If a patient notices any experience of abnormal pain or paresthesia during the needle procedures, an administrator should be alert to the possibility of nerve injury and should withdraw the needle immediately . 」 (拙訳:患者はもし針の進行中に異常な痛みやチクチクした異常感覚を少しでも感じることに気が付いたら、注射の打ち手は神経損傷の可能性に警戒し、 ただちに針を抜くべきである 。) ・・・。 これ、ワクチン打つ前に教えて欲しかった・・・。 paresthesia(パレステジア)というのは、 tingling(チクチク、ヒリヒリした) prickling(チクチクした) burning(焼けるような) といった異常な感覚のことらしいです 管理人が注射を打たれたときに経験した ピリッと電気が走る感覚 も、おそらくすぐに引き抜いてもらうべき類のものだったのではないかと思います・・・。 左腕返して、マジで。

筋肉注射による神経症状についての医学論文のリンク

  筋肉注射によって起こる神経症状 についての医学論文等のリンクをまとめておきます。 ワクチンの筋肉注射手技の国内における問題点: 末梢神経損傷および SIRVA について 日本語なのがありがたい。ワクチン注射によって腋窩神経と橈骨神経を損傷する可能性があることが書かれています。 以下は英語です↓ Injection-Induced Axillary Nerve Injury After a Drive-Through Flu Shot 筋肉注射によって腋窩神経を損傷した方の事例です。 Injury of the Radial Nerve in the Arm: A Review 橈骨神経の損傷についての論文で、「Intramuscular Injections」の項目に筋肉注射によって起こりうることが書かれています。 Upper limb nerve injuries caused by intramuscular injection or routine venipuncture 筋肉注射と静脈穿刺によって起こりうる症状を、腕の各神経ごとにまとめた論文です。 (上のPDF版より サイト版 の方が読みやすいかも) Shoulder injury related to vaccine administration and other injection site events 神経症状はSIRVAではなく「other injection site events」として書かれています。 Shoulder Injury Related to Vaccine Administration (SIRVA) Expert Witness:  Background, Anatomy, Symptoms & Treatment 注射によって腋窩神経や橈骨神経を損傷することもあると書かれている短めの文献です。 (また見つけたら追加していきます) 最近、SIRVAに限定せず、 筋肉注射によって起こる神経症状について書かれた医学論文 もリサーチしています。 管理人の出会った複数の整形外科医が「筋肉注射は神経の通っていないところにするものだから、 筋肉注射で神経の損傷があったとはまず考えにくい 」とおっしゃるのですが、 これらの文献を調べてみると、そういったことは 極稀にせよ、全

片腕での生活を助けてくれる道具

  片腕で生活していくうえで役に立ちそうな道具をまとめたサイト を見つけたので、それをご紹介します。 生活便利用具(自助具)データベース ( テクノエイド協会 さん)には、自作できるものから市販品まで、色々紹介されています。 上のサイトと一部かぶっているようですが、 主な自助具・PDF は写真つきでまとまっていて、ざっと目を通すのにちょうどいいです。PDF元のサイトは NPO自助具の部屋 さん。 オリジナル自助具-必見!OTのすご技・アイデア集 (一般社団法人神奈川県作業療法士会) 他にも調べれば色々出てくると思います。 管理人は左腕を机に載せておくことができなくなってしまったので、普通の紙の本をページを押さえながら読むことができず、でもなんとか本を読む方法はないか調べていたら、上記のサイトに辿りつきました。 障害のある人が自力で日常生活を送るために普通の道具に工夫を加えたものを 自助具 というそうで・・・。 市販のものから、DIYのやり方を紹介しているものまで、本当に色々なものがあることがわかります。 これらのものを見ているだけで 『爪切りが大変ってあるあるなんだな』 とか、 『このアイディアはすごい・・・!』 と舌を巻くものもあり、 そして何より 『あ、これ諦めないでいいんだな』 と思えるものが見つかるのが励みになります。 #SIRVA #SIRVAを診てくれる病院を探しています #ShoulderInjuryRelatedtoVaccineAdministration #コロナワクチン #ワクチン副反応 #ワクチン後遺症 #筋肉注射   #ファイザー   #モデルナ #注射から48時間以内に発症 #2週間経っても治らない #腕や肩が上がらない #腕や肩が動かない #腕や肩が痛い #腕や肩に力が入らない #腕や肩がしびれる #片腕が痩せていく #withSIRVAとか冗談

ワクチンを高い位置に注射した事例の医療判決

今日はSIRVAに関連するかもしれない医療訴訟の判例を見つけたので、リンクを貼っておきます↓ 医師が子宮頸がん予防ワクチンを適正位置より高い位置に注射した過失により、患者に左肩関節炎が発症。市立病院側に損害賠償を命じた地裁判決   SIRVAは症状が人によってさまざまであることから、この判例がどこまで参考になるかは一概には言えませんが、とりあえず一読の価値はあるかと思います。 このケースでは ワクチン注射が適正位置より高い位置に打たれたかどうか が争点になり、それが裁判所にきちんと認められています。 ですが、現在左腕に症状が出ている人で、それを証明出来る人がどれだけいるのでしょう・・・。 #SIRVA #SIRVAを診てくれる病院を探しています #ShoulderInjuryRelatedtoVaccineAdministration #コロナワクチン #ワクチン副反応 #ワクチン後遺症 #筋肉注射   #ファイザー   #モデルナ #注射から48時間以内に発症 #2週間経っても治らない #腕や肩が上がらない #腕や肩が動かない #腕や肩が痛い #腕や肩に力が入らない #腕や肩がしびれる #片腕が痩せていく #withSIRVAとか冗談

SIRVAのリスク要因

  SIRVAになった人にはどんな人が多いのか 、興味深いことが書いてあったので、こちらの論文 Review Article Shoulder Injury Related to Vaccine Administration の3ページ目の 「Risk Factors」 の項目にある五つの段落をそれぞれご紹介しようと思います。 ちなみに上の論文はこれまであったSIRVAに関する調査や研究を調べてまとめているもので、書かれたのが2021年9月とごく最近のものであることから、管理人のおすすめで、自分でも何度も読み返しているものです(全文無料)。 (このブログ記事に拙訳を載せていますが、管理人は医療の専門家ではないので、その点はご容赦ください) 細身な人ほどなりやすい、というわけでもない 初期の研究では注射針が三角筋を貫通しそうなBMIの低い人ほどSIRVAになりやすいと考えられていましたが、 後の調査では「Atanasoff et al noted a mean BMI of 27.2, with 62% of patients overweight or obese, whereas Hesse et al reported a median BMI of 25.1.」 (アタナソフらは平均BMIは27.2で、うち62%の患者が太りすぎか肥満であると言及し、一方ヘッセらはBMIの中央値を25.1と報告している) ということで、単純にBMIが低い人、つまり細身の人ほどSIRVAになりやすいものでもないようです。 性別は女性が多い。年齢は高め。 複数の調査でSIRVAの患者は女性が8割を超えているようです。 また、「older age seems to be a risk factor for shoulder injury after vaccination.」(年齢が高いことがワクチン接種後の肩の損傷のリスク要因であるようだ)とも結論付けられています。 「Hesse et al reported a median age of 51 years in their review of 476 cases, with only one patient below the age of 18 years. Similarly, Atanasoff et al found a

政治と医療を切り離して診てもらえているのか、という疑心暗鬼

左腕に注射を打って腕が動かなくなってから数か月、最初は無頓着だったあることに、さすがの私もようやく気付いてきました。 つまり、自分では単に身体に起きた事象を伝えているだけのつもりでも、 それがあたかも私がワクチンについて特定の意見を持っているかのように受け取られるおそれがある、 というめちゃくちゃ面倒な状況に自分は置かれていたのだ、ということです。 このことは、 先日ネットで話題になったワクチン後遺症のニュース や、 イギリスで報道されたSIRVAのニュース記事 を見ても、 「自分はワクチン反対派でも推奨派でもないが」 「Mary – along with the other women in this story –  repeatedly stressed she is not an anti-vaxxer , but wants awareness to be raised within the medical community to prevent this from happening in the future and ensure vaccinators are trained to avoid SIRVA.」 という内容が枕詞のようについてくることから、ワクチン注射をきっかけに何らかの症状が出た人は、みんな似たような状況にあるのかもしれません。 そしてこのことに気が付いてから、色々な事を疑ってかからざるを得なくなりました。 たとえば病院で医者に診てもらうときも例外ではなく・・・。 私がどんなに症状を訴えても「ありえない、気のせいでしょう、心療内科を紹介しましょうか?」の一点張りだった医者がいまして、 なぜこんなにも信じてもらえないのか、よく考えてみてもやっぱり理由がわからず、 『ひょっとして、「偏った情報を盲信してる系の人」と思われている? 』 と疑いもし、かといって確かめることも出来ず、悶々と悲しい気持ちを抱え込んだりもしました。 逆に信じてもらえたときでも、診察室では『この先生は私の話をちゃんと信じてくれてよかった』と感極まって涙を流すこともありましたが、 家に帰ってから 『ひょっとしてあの先生は反ワクチンなだけだったりして・・・』 などと疑ってしまうことも、実はあったのです。 (その後、それらの先生方は接種済みを公表していて反ワクチンではない

英国でもSIRVAが報告されているそうです

  イギリスでもコロナワクチンを受けてから左腕が動かなくなった方がいると報道されているようです。 The people left in agony and unable to move their arm after a Covid vaccine ( Metro.co.uk 、2021/11/14) また上記記事中にもリンクがありますが、 MHRA (Medicines & Healthcare products Regulatory Agency、医薬品・医療製品規制庁)に報告されたSIRVA疑いの件数の報告は、こちらの公式サイトにあります。 Freedom of Information request on suspected reports of shoulder injury related to vaccine administration in the adult population (FOI 21-605) (行政文書ですがわかりやすい文章で書かれていますし、表を見るだけでも参考になるのでどうぞ) 2021年6月25日時点で、コロナワクチンに関係するSIRVA疑いは55名ですので、やはり非常に稀な症状ではあるのでしょう。 いずれにせよ、各国のメディアでSIRVAが話題になるのは歓迎すべきことです。日本にだけSIRVAが存在しない、なんてありえないですからね。 日本でも早く知られてほしい・・・。 (それにしても上のニュース記事に書いてあった心情が、管理人が一通り経験してきた心理状況と似すぎててすごい↓ ‘I could no longer do most of the things I could do before, and quite often cried out of pure frustration from being in constant pain, and feeling so fatigued, lack of concentration, feeling utterly down, depressed, and useless .’) #SIRVA #SIRVAを診てくれる病院を探しています #Shoulder_Injury_Related_to_Vaccine_Administration #コロナワクチン #ワ