SIRVAっぽい症状が出た人のリハビリが開始してから二か月が経ちました。
ワクチン注射を契機に腕に脱力やしびれ・動かない・痛みなどの症状が出て、紆余曲折ありながらも整形外科のリハビリ(理学療法、PT)が始まり、もうすぐ二か月が経ちます。
簡単に経過を書いておこうと思います。
- 最初の一回は、腕の可動域がびっくりするほど広がった。
 最初のリハビリは今でもすごく印象に残っています。
 セッションが始まったときには出来なかった『万歳』が、終わった頃には出来るようになっていたのです(その後数日間、反動のような痛みはあったのですが)。
 かといって初回のようなマジックが毎回起きたわけではなく、その後は一進一退です。
 最初だけちょっと特別で、ある種のキャップが取れた、みたいなところはあったのかもしれません。
- その後はほとんど横ばい。
 腕の調子のいいときと悪いときとがあり、理学療法士さんはその辺を見極めてくださっているようで、調子のいいときはトレーニング多めで、あまりよくないときはマッサージ多め、という感じでやってくださっている、んだと思います、たぶん。
- リハビリ、つらい・・・。
 理学療法士さんのマッサージは天国のように気持ちよいですが、トレーニングはきつくて辛いです。
 出来ないものをやれと言われる辛さ・・・、苦手科目を無理にやらされる辛さとでもいいましょうか。
- リハビリ前より、出来ることは少し増えた。
 軽いお碗を左腕で持って食事をしたり、たまごを両手で割れるようになりました。
- リハビリ前より、握力も少し戻った。
 左手の握力は初回、0、つまり計測不能でした。
 で、次に測ったときには右手の半分程度に回復していて、その後は握力もほとんど変わりがありません。
- 筋力をつけようとしているらしい。
 理学療法士さんの感じからすると今の目標は左腕の筋力をつけることらしいです。
 でも左腕を使ったりトレーニングしたりすると、腕の調子が悪くなるので、一筋縄ではいきません。
- リハビリを休むと腕が動かなくなる。
 年末年始でクリニックがお休みになったとき、少し間が空いてしまったことがありました。
 そのときわかったことには、リハビリに通い続けないと、腕が動かなくなってしまうらしい、ということです。
 ということは今後、リハビリを卒業するタイミングというのは来るのでしょうか・・・?一生続けるのでしょうか?
 少し不安になります・・・。今考えても仕方のないことですが。
- 痺れや腕の芯にある違和感がリハビリで治るのかは、疑問。
 可動域や握力は数字で測ることができますが、手のしびれや腕の芯にいまだ残っている違和感といいますか、肩から先がぐにゃっと軟体動物になってしまったかのような感覚はずっと続いていて、それらは自分の感覚でしか表すことができないもので、
 それらはリハビリの開始前後で変化があった気はあまりしない・・・というのが正直なところです。
- 結論 → まだしばらく通って様子をみないとわからない。
 自分の腕に起きている症状がSIRVAなのか、リハビリを続けることで治るのか、はっきりと言えることはまだ何もないですが、いずれにしろ現時点では、リハビリを続けるしか選択肢はありません。
 リハビリが始まった時点で、なんとなく『2,3か月続くのは当然で、半年とか一年でどうなるか、って感じだよな・・・』と思っていたので、まあ想定通りという感じです。
 そしてリハビリが今後長引く場合、補償や救済制度がおりるかどうかの影響が、大きくなってきます・・・。
とりあえず以上です。
またしばらく経った頃に、経過を記録します。
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SIRVAっぽい症状が出た人がリハビリにたどり着くまでの通院の一例(ここ一か月を振り返る)
ーー後の記事(2022年4月)
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