ワクチン注射後の関節炎や末梢神経炎を、医師を通じて国に報告してもらう

 

SIRVAらしい症状を、医師を通じて国に報告してもらえるかもしれません。


厚生労働省のHPでこんなページを見つけました。

医師等の皆さまへ~新型コロナワクチンの副反応疑い報告のお願い~



(以下、引用)

 ワクチン接種との因果関係が示されていない症状も含め、幅広く評価を行うため、当面の間、以下の症状について、報告を積極的にご検討ください。 

 けいれん、ギラン・バレ症候群、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、血小板減少性紫斑病、血管炎、無菌性髄膜炎、脳炎・脳症、関節炎、脊髄炎、心筋炎、顔面神経麻痺、血管迷走神経反射(失神を伴うもの)

(引用終了)



特にMRIを撮影して肩に炎症が確認された方は、タブレット等端末を持参したり、上記ページを印刷したりして、「因果関係がわからなくても、国に報告してください」と頼んでみるのはいかがでしょうか。




後日追記:末梢神経炎は上に引用した症状の一覧には載っていませんが、関連資料をよーく読むと、報告の対象にはなっているようです。

  • 記載例」:対象疾病>新型コロナウイルス感染症、症状>その他の反応k 末梢神経障害
  • 記入要領」:9ページ目下方に末梢神経炎の項目があります


というか、よく見たら

  • 記載例」:対象疾病>新型コロナウイルス感染症、症状>その他の反応>x a~w以外の場合

とあるので、よほど想定されていない症状でも報告自体はできるみたいです。





さて、厚労省のサイトによると、報告には三つの方法があります。

  1. PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)の電子報告受付サイトを利用する
  2. 用紙に記入し、ファックスで送付
  3. アプリで報告書を作成し、ファックスで送付

どの方法を取られるかは先生のご判断になりますが、
方法2を想定して、あらかじめこちらで書類の準備を用意しておけば、医師の負担が少なく、応じてくれやすいかもしれません。

必要となる書類は、「副反応疑い報告書」「記載例」「記入要領」の三点で、
報告書に記入してもらったら、新型コロナワクチン専用FAX0120-011-126 宛てに送ってもらうだけです(番号は「副反応疑い報告書」と「記載例」に書いてあります)。

(方法1は医者自身がPMDAに利用者登録をする必要があり、方法3も医者自身がアプリをダウンロードする必要があります)



いずれは国が動いてくれるかもしれません(でないと困る)。




後日追記:
実際に三点の書類を印刷してみたら結構な量になって、全部持って行くのは気が引けたので、厚労省のページを見せるだけにしました。







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