ワクチン注射でSIRVAっぽい症状が出た。二回目、三回目はどうするか?

 


ワクチン接種でSIRVAらしい症状が出て、二回目や三回目がこれからだという方、 「代わりに太ももに打ってもらう」と言う方法で、SIRVAを回避出来るかもしれません。

こちらのブログ記事COVID-19 Vaccines for SIRVA’d Folksリンク先は英語)は、 すでに数年前にインフルエンザワクチンでSIRVAになっていたアメリカの方が、コロナワクチンを受ける際にどうすればいいかを調べてくださったものです。


要はCDC(アメリカ疾病予防管理センター)の公式な文書の中に「Alternately, the anterolateral thigh can be used.(拙訳:代わりに太腿前外側部に打つことも出来ます)」という文言が、(小さく)書かれているので、

それを印刷して会場に持って行けば、太ももに打ってもらえる(かもしれない)ということです。


一応、CDCの公式文書へのリンク(それぞれ2ページ目の表の下に例の文言が書かれています)

Moderna – pdf

Pfizer – pdf


とはいえ、

  • これを会場に持って行くとして、CDCの文書が日本でどこまで説得力を持つのか
  • 日本でこれにあたるような公式な文書があるのか、探すのが大変(追記:日本医学会連合という機関の公式文書を見つけました)
  • 応じてもらえるかどうかは、結局、現場の人の判断による

など、未知数が多いです。


管理人の場合は、二回目のワクチンのときはまだSIRVAという言葉すら知らず、太ももに打つなんて全く選択肢になく、 当時診てもらっていた医者から「二回目を打っても大丈夫です」とのGOサインが出て、「右腕が同じことになったら最悪だから」と左腕に打ってしまいましたが、

痛みは半端なかったですし、結果、また同じ症状が出て、振り出しに戻った感じで「動かない」「力が入らない」「痛い」を最初からやり直すことになったのでした。


二回目を太ももに打つにしても、左腕に打つにしても、あるいは二回目を打たないにしても、自己判断でやるしかありませんね・・・。







後日追記1: セカンドオピニオンをもらいに上記とは別の整形外科医に診てもらったとき 「コロナワクチンが合わなかった可能性があるから、三回目は控えたほうがいいのでは?」 との意見をもらいました。

またセカンドオピニオンの先生に、二回目を打つ前に上記医者に打ってもいいと言われたことを話したら、セカンドオピニオンの先生は難しい顔で眉をひそめられました。 はっきりとはおっしゃいませんでしたが、『原因不明の症状が出ているのに、よくOK出したな・・・』とお思いになったのではないかと。




後日追記2:日本医学会連合の公式文書を見つけました。

COVID-19 ワクチンの普及と開発に関する提言(修正第5版 2021年7月29日)



10. 接種する医師・看護師は適切な筋肉内注射の方法を熟知する必要があります。」の項目に、

上腕三角筋に接種できない場合(皮膚疾患、筋肉萎縮等で)、下腿の外側広筋(大腿部の外側の筋肉)に注射することが勧められています。

という一文があります

(もし印刷される方は、最新の修正版が出ていないかを確認された方が無難かと思います)






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