SIRVAと鬱
こちらの調査(SIRVA Survey Results)は医学的なものというよりは、草の根的な調査ですが、
これによると、71%もの方々がSIRVAに伴いメンタルヘルスの症状が出たそうです。
たしかに四肢の機能をたとえ一部でも失うというのは、それくらいな打撃も当然なはずで、
しかもそれまで健康だった身体にワクチン注射を打ったことで損なわれてしまったのだからなおさらです。
さらには頼りにすべき医者に信じてもらえないことが、精神的に追い打ちをかけます。
そういう方は迷わず心療内科にかかるといいと思います。
それでSIRVAらしい症状が治るわけではありませんが、長い闘いになることは間違いないので、メンタルヘルスを保ち続けるのは重要かと。
かくいう管理人も最初こそ
「左腕が動かなくなってから三日で卵の片手割りをマスターした!」
「もしこのまま握力が戻らなかったら、ボッチャでも始めるか!」
などと笑っていましたが、数か月経つうちに、全然冗談ではなくなって、
- ほとんどのスポーツは振動によって痛みが出るので、諦めざるを得なくなった
- ほとんどの趣味は両手を使うので、諦めざるを得なくなった
- 一人で遠出が出来なくなった
- 医者に信じてもらえず、これといった治療もしてもらえない
- 近しい人にすら狂言と思われている節がある
- 人に「まだよくならないの?」と聞かれるたびに、自分が責められている気がする
- ひどく痛むときは『これから一生障害者だ・・・』と絶望し、あまり痛まないときは『いやでも、治るかも』という希望を持ち、気分が乱高下する
- 補償や救済の目途が何一つ立たず、国や社会から見捨てられた気持ちになる
などの理由から、ひどく気分が落ち込み、心療内科にも足を運びました。
後日追記:
その後、『この先生はちゃんと力になってくれる』と心から信じられる整形外科医と出会えたことで、精神面は少しずつ落ち着いてきました。
とにかく医者にこちらの症状を信じてもらえないことには、治療も救済も始まらないですから、とにかく信頼関係を築ける医者に出会うことがやはり一番大事ではないかと。
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